「ねえ、これ買えば息子も勉強するんじゃない?」
パソコンの画面見ながら、夫にそう言った日のこと、覚えてます。
画面に映ってたのは、デジタル学習教材「天神」。
発達障害やグレーゾーンの子を持つ親なら、一度は検索したことあるはずです。「教科書準拠」「スモールステップ」「インターネット不要」。調べれば調べるほど、うちの子(当時小4、発達グレー)にぴったりに見えました。
でも。
正直、この記事を書くか迷いました。
だって、天神、買ってないんです。いや、買えませんでした。
理由はシンプル。値段です。
この記事では、喉から手が出るほど欲しかった「天神」を諦めた我が家が、あの教材の「良いところ」だけ、どうにか真似できないか考えた工夫の記録を公開します。
もし今、あなたが「天神、良いけど高い…」と悩んでるなら、この記事が「買う決断」あるいは「買わない決断」、どちらかの背中を押せるはずです。
なぜ、発達グレーの子に「天神」が最強なのか
AI使いの兄(高1)も認めた「設計の凄さ」
現在、中1になった次男。相変わらず勉強は苦手ですが、なんとかついていけてます。
そんな弟の様子見てた高1の長男が、ある日「天神」のサイト開いて言いました。
「これ、やべえな。弟に合いすぎてる」
長男がパソコン覗き込みながら続けました。
「一問ずつ『ピンポン!』って出るんだろ?弟、すぐ褒められると嬉しいタイプじゃん。で、ネットに繋がらないから、YouTube見れない。これ、弟専用じゃん」
「学年またいで戻れるのも、弟向き。小5なのに小2の九九やっても、誰にもバレないし」
長男の分析聞いて、私も改めて思いました。
「やっぱり、無理してでも買っておけば良かったかな…」
それでも我が家が「買えなかった」リアルな理由
見積もりを見て、家族会議が止まった
資料請求して、無料体験もしました。息子の反応も良かった。「これならできるかも!」って思ったんです。
でも。
見積もりが届いた日の夜。
リビングのテーブルに、私と夫と、その紙。
「……これ、本気?」
夫が最初に口を開きました。
「でも、息子のためだし…」
私が言いかけると、夫が遮りました。
「車、買い替えようと思ってたんだよな。あと、長男の大学資金も…」
二人とも黙りました。
夕飯の片付けもしないまま、私たちはその紙を見つめてました。
「天神」は月額制じゃなくて、データ買い切り型が多いです。兄弟で使えば割安になるとはいえ、一度に出ていく金額のインパクトは大きい。
家のローン
長男の高校進学費用
老後の貯金
「…ごめん」
私が先に折れました。
「やっぱり、無理だね」
夫は何も言わずに、その紙を閉じました。
息子のためを思えば、ここで投資すべきだったのかもしれません。でも、「教育費」は聖域じゃない。生活を守ることも親の責任。
そう自分に言い聞かせました。
1週間、何もする気になれなかった
長男の一言で立ち直った
天神を諦めてから、1週間。
私、何もする気になれませんでした。
朝6時起床。夫と子ども2人の弁当作って、7時半に家出る。会社まで電車で1時間。
帰宅は19時。夕飯作って、次男の宿題見て、長男の進路相談聞いて。
気づいたら22時。
洗濯物畳みながら、「天神あったら、私、こんなに頑張らなくて良かったのに…」って考えてました。
次男の宿題見るたび、「あぁ、天神あったら…」って思っちゃう。夫の顔見るのも、なんか辛かった。
でも、ある日。長男が言ったんです。
「母さん、落ち込みすぎじゃね?天神なくても、なんとかなるって」
「なんとかって…どうやって?」
「俺がいるじゃん。ChatGPTもあるし」
その言葉で、ちょっと救われました。
「そっか。工夫すればいいのか」
買えないなら、工夫で再現すればいい
「天神」を諦めた私たちがたどり着いたのは、「天神のメリットを、他の安い手段で再現する」という作戦でした。
作戦① スモールステップは「紙」でやる
天神の良さは「一問一答」。
なら、紙のプリントでも同じことができるはず。
そこで選んだのが、月980円の「いちぶんのいち」でした。
1枚のプリントに問題数は少しだけ。余白が多い。これなら、一度にたくさんの情報処理ができない次男でもパニックになりません。
「1枚終わったら、すぐ丸つけして褒める」
これで、天神の「ピンポン!」って音の代わりを私が担当することにしました。
私の手間はかかります。でも、お金は0円です。
正直、めんどくさい日もあります。疲れてる日、残業で帰りが遅い日。そういう日は、「今日はいいや」ってサボってます。
でも、それでいいと思ってます。
作戦② 「戻り学習」は兄が担当
天神なら自動で苦手な単元に戻ってくれますが、紙だとそれができません。
そこで登場したのが、高1の長男です。
「弟、分数でつまずいてんな…よし、小2の『分けっこ』からやり直すか」
兄がChatGPTに聞いてました。
「分数がわからない中学生、どう教えたらいい?」
AIが「ピザの絵を描いて説明してみて」って提案してくれたらしく、長男、本当にピザの絵描いて次男に説明してました。
「天神のAI機能」の代わりに、「兄貴とChatGPT」が人力でサポートする。
ハイテクなのかローテクなのか分かりませんが、これが我が家の最適解になりました。
ただ、正直に言います。
長男が部活で遅い日、長男が受験勉強で忙しい日。そういう日は、誰も次男を見られません。
「天神あったら、こんな日でも自動でやってくれるのに…」
そう思う日、今でもあります。
結論:お金があるなら「天神」を買うべきか?
ずっと迷ってますけどね
もし今、宝くじが当たったらどうするか?
間違いなく「天神」を買います。
だって、親が丸つけしなくていいし、兄がいなくても自動で戻り学習してくれるんですよ?
「時間をお金で買う」って意味でも、発達特性のある子への効果って意味でも、この教材は本物だと思います。
だから、聞かれたら、たぶん「買えるなら買った方がいい」って答えます。
「教育資金の準備は十分にある」
「祖父母からの援助が期待できる」
「親が忙しすぎて、勉強を見る時間が1秒もない」
というご家庭なら、迷ってる時間がもったいないくらい、良い教材です。
[ → 天神の無料体験・資料請求はこちら(公式サイト) ]
でも、予算オーバーなら「絶望しなくていい」
もし我が家のように「欲しいけど無理…」という方も、自分を責めないでください。
最強の教材じゃなくても、「月980円の紙プリント」と「親(や兄弟)の少しの工夫」があれば、子供はちゃんと成長します。
天神、買えませんでした。
でも、今、次男が兄と一緒に笑いながら勉強してる姿見ると、「まあ、これでも良かったかな」って思えます。
完璧じゃないです。サボる日もあるし、私がイライラする日もある。
でも、うちはうちのやり方で、なんとかやってく。
それでいいと思ってます。
最後に:我が家の「0円代用策」の要はこちら
天神の代わりに我が家が選んだ、月980円のプリント教材。地味ですが、スモールステップの効果は本物でした。
[ → 「いちぶんのいち」体験談を読む ]
